Category : 肥満が引き起こす災難

体重が多いと、ヒザや腰を痛めやすい!

脂肪が増えても骨の太さはほとんど変わりません。ですから太れば太るほど、骨や関節のあちこちに負担がかかってきます。 特に高齢になるほど軟骨も減ってヒザなどが弱くなりますので、若いうちから肥満を解消し、なるべく軽やかな体で歳を重ねていきたいものです。

ヒザには、体重の3倍の負荷がかかっている!

歳をとるとヒザの痛みを訴える人が増えますが、その原因としてもっとも多いのが「変形性膝関節症」です。これはヒザの関節の軟骨が減る病気で、特に支える体重が重い人ほど高リスクとされています。

初期のころは座った状態から立ち上がった時や、階段を上り下りした時などに痛みを感じますが、進行するとやがて普通に歩いている時でも痛むようになります。また「関節水腫」といって、ヒザに水がたまることもあります。

ヒザは私たちの体重を支えてくれる大切な部位ですが、実際は体重以上の負荷がかかっているのです。普通に歩いているだけでも体重の3倍、走っている時などは実に10倍もの負荷がかかるといわれています。

ですから肥満であればあるほど、恐ろしい負荷がヒザにかかっているといえるでしょう。その結果、非肥満の人と比べると軟骨がすり減るのが早くなってしまい、若いうちからヒザの痛みを抱えるリスクがあるのです。 いつまでも自分の足を使って元気に歩けるように、体重の増やしすぎにはくれぐれも注意しましょう。

肥満は姿勢を悪くして腰痛につながる!

肥満は腰にも大きな負担をかけます。ただでさえ腰は痛めやすい部位ですが、特に筋肉が少なく脂肪の多い人では、背筋をまっすぐ保つことが難しくなり、自然に腰も曲がってしまいます。 またメタボ体型の人は逆に背中がそりかえることもあり、こちらも腰椎や椎間板などに負荷をかけてしまうのです。

肥満はこのように、姿勢が悪くなりやすい点が大きなデメリットだといえます。猫背も反り返った背も、どちらも体の重心がアンバランスになってしまいますので、あちこちにムリを与えます。 早めにダイエットして、しなやかで適度な筋肉のある体を作ることが、将来的に腰を守ることにつながるでしょう。

ムリのない運動を長く続けよう!

肥満傾向にあると、体を動かすのがおっくうなため、運動不足になってますます筋肉が減ってしまいがちです。筋肉が少ない上に脂肪が多いと、支えがないのに負荷ばかりかかってしまうことになります。

ですからまずはムリのない運動から始め、少し体が軽くなったら本格的な筋トレや有酸素運動を始めてみるといいでしょう。大切なのは、自分に合った運動を見つけて長く続けることです。 そうすれば筋力がきたえられ、腰も丈夫になりますし、適正な体重を維持することでヒザにかかる負担を大きく減らせるはずです。

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