Category : 痩せる運動の話をしよう

体脂肪燃焼の仕組み

ダイエットを目的に運動をする人はたくさんいます。しかし、結果が出ずに諦めてしまう人が多いのは、統計上からも知られています。理論的には、運動すれば痩せられるはずなのに、不思議ですよね。せっかく痩せようと「志」を持ったのですから、「体脂肪燃焼の仕組み」について、もう一度復習していきましょう。

体脂肪を減らすメカニズム

ダイエットの目的として、体重を減らしたいと思う人は多くいます。順調に体重が減ったとしても、無理な食事制限の場合は、筋肉量の減少などの悪影響が起きていることが考えられます。本気でダイエットをしたいのなら、体脂肪を減らすメカニズムをきちんと抑えたいところ……。

【脂肪燃焼の仕組み】

  1. 運動などで体温が上がる
  2. 血糖値が下がる
  3. 血糖値を安定させようとするグルカゴンが分泌される
  4. 脂肪分解酵素リパーゼが体脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解
  5. 脂肪酸が血液中に入り、遊離脂肪酸になる
  6. 血液により筋肉に運ばれ、エネルギーとして消費される

体脂肪は運動エネルギーとして使われるまでは、多くの過程があるため、有酸素運動を始めてから15~20分は、体脂肪が燃焼しないと思われているのは、このためだと言われています。ただし、20分に達するまでは、完全に糖質しか使われないというわけではなく、食品から摂った糖質がエネルギーとして使われやすく、有酸素運動を続けることで徐々に脂肪燃焼率が増えていく仕組みです。

よく、20分運動をしないと全く意味がない…という人がいますが、それは間違った情報です。運動する時間にとらわれ過ぎず、ちょっとした日常動作から運動習慣をつけるのは、とてもよいことなのです。

運動強度と燃焼の関係

体脂肪の燃焼をどのエネルギー源が利用されるかは、時間との関係だけでなく「運動の強度」の影響もあります。強度が高い運動は多く糖質を使い、長く続けられるような強度が低い運動は、脂肪エネルギーを多く使う傾向があるのは、知っていて損はありません。

しかし、強度が低すぎる運動では、その分、運動時間を長くしなければならず、効率が良いとは言えません。そのため、ダイエットを目的とする場合の運動強度は、「ややキツイな…」と感じる「中」強度を意識すると、脂肪燃焼効率がアップします。

【運動強度の目安】

  • 強度(低)息がほとんど弾まない
  • 強度(中)息が軽く弾む
  • 強度(高)息切れする・息が弾む

体脂肪の燃焼には、有酸素運動が有効と言われていますが、早く結果を出したいからといって、ジョギングのペースを上げてしまう人がいます。これにより、強度が低い運動から、高い運動へとシフトされ、つまり有酸素運動を行っているつもりが、いつの間にか無酸素運動になっているのです。ジムなどのランニングマシンには、消費カロリーが表示されるため、目標達成のために張り切り過ぎてしまうことはありませんか?ダイエットは一日にして成らず…。焦らず、自分のペースを大切に、効率よい運動を続けていきましょう。

脂肪燃焼の仕組みは理解している人とそうでない人では、雲泥の差。忙しくて、なかなか運動をする暇がなくても、日頃からエスカレーターや歩く歩道を使わないなどの、意識改善から始めてみてはいかがですか?「運動を続けられる自分」を、日常の生活から見つけていきましょう!

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